香港での料理

夫が中国に転勤している間にこども達を連れて香港、中国に5日間滞在しました。中国語を3年間勉強していた私ですが中国の南の方だったので全く私の発音は通じなく先行き不安な旅になる予感がしました。

 香港は国際都市なだけありどんな国の料理も食べることが出来たのであまり苦労はしなかったですが、ある一日の夜、夫の会社の方々に連れて行ってもらった食事が、我々母子にとっては仰天ものでした。高級そうなレストラン。期待半分、何か日本にはない中華料理の匂い・・・お粥が出てきました。まぁ、お粥なら食べれる!と思い中を覗いたらカキのお粥。貝類が苦手な私にはまず無理な料理。せっかくだから食べなさいと言われ一口・・・なんとカキの貝の殻も入っている!!!現地の方々、夫を含めおいしそうに食べている。母子撃沈でした。

2品目は小籠包だろうと期待していたが、なんと黄金スープというタイトルで出てきたお椀のなかには鶏の手が無数に入っているスープでした。爪まで残っていて本当にリアル。母子以外の方々はその手を取り口にいれ骨だけを出していました。こればかりはチャレンジすることすらできない母子でした。結局、何か分からない緑の野菜の炒めたもののみを食べた母子でした。何にでも挑戦させたいという気持ちは親なのであるのですが、鶏の手に限っては3人でギャーギャーと叫んでしまいました。食べればおいしいのだろうか・・・見た目がとにかく無理でした。

 結局5日間も香港に滞在したのに、日本食レストランばかりに行ってしまったことを少し後悔しています。香港の夜景は文句なしにすばらしかったです。